売れないイケメン美容師kenの日常

美容ネタ、現役美容師のリアルな日常など紹介していきます^^

美容師を"辞めたい"と思う時ってどんな時??

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前回の『美容師をやって"良かった"と思う事』に引き続き、今回は美容師を辞めたいと思う時の事について、実際どんな時なのかを書いていこうと思います。

 

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アシスタントの頃の給料が少なすぎる問題

大卒の平均初任給が約20万円に対して美容師の平均初任給は約16万円。

美容師の場合、専門学校を2年間で卒業するため大卒の方よりも2年社会早く出るとはいえ、学生の頃の2年間は国家試験合格のためひたすら勉強をして、技術もたくさん練習をした。

おそらくそこらへんの大学生の4年間よりも僕たち美容学生の2年間の方がしっかりと勉強している自信がある。

僕は実際一番最初に働いたお店の初任給は15万円で家賃、保険等諸々引かれると手元に残るのは"約4万円程"。

奨学金を借りていた方はさらにそこから引かれる形になります。

時給換算すると約500円程度。

 

僕がアルバイトしていた頃の居酒屋が時給1150円で賄い付き。

いくら夢をもって美容師になったとしても、こんな現実をみてしまうと辞めたくなる人も出てきますよね。

僕自身この辛いアシスタント時代をよく乗り越えたと思いますよ。笑

労働時間が長すぎる問題

美容師のアシスタント時代は営業時間+朝と夜に練習時間がプラスされる為、実質労働時間とはいえないのですが感覚的には働いていると言っても過言ではありません。

また、休みの日にはスタイル写真のモデルを原宿や表参道でモデルハントをして、月に1〜2回撮影会などをしたりします。

モデルを呼ばなければ練習を見てもらえないなどのペナルティもありました。

撮影に興味のなかった僕はこのサービス労働も苦でしか無かったです。

職場での人間関係

人間関係に至っては美容業界だけでなくどの業界でも悩んでいる方はいらっしゃると思います。

職場の人数が多ければ多い程この問題は出てくるのではないでしょうか?

なので人間関係で困っている方は、逆に職場の人数が少ない場所で働けば人間関係で困る事はなくなると思います。

僕は実際働いていたお店で店長と僕の2人しかいない職場がありました。

そこではこういった人間関係で悩むことは1ミリもありませんでした!

なので、

人間関係に悩んでいる方は、是非少人数の美容室へ転職する事をオススメします

入社前と言っている事が違う

よく美容師の求人情報をみると、

完全週休二日

社会保険完備

平均月収30万以上

こういったのはよく見る謳い文句ですね。

 

しかし実際入社すると全く違ったりします。

 

求人情報に書かれているのは全ていい事しか書かれていません!!

おそらく、そうでもしないと求人が来ないからだと思います。

僕は新人一年目の頃、完全週休二日と言われてたにもかかわらず、

当日に『明日忙しいから午前中だけ来て』

と、連絡が入り何度か休日出勤を余儀なくされた事があります。

スタイリストになりたて

"スタイリストになりたて"でなんで辞めたいかと思ったかと言うと、今までアシスタントとして働いてきて、いざスタイリストになると全ての責任が自分に来る訳です。

それの重圧や責任感などに押し潰されそうになり、スタイリストになりたては辞めたいと思っていました。笑

心無い口コミを書かれた時

これはほとんどの美容師が一度は経験があるのではないでしょうか?

こちらだって一生懸命したにもかかわらず、『下手』だの『最悪』だの心無い言葉を目にした時は、

辛い時期を乗り越えスタイリストになってきたのに、今までの苦労や努力は何だったんだろうと思い、何のために美容師やってるんだろうと思う時はありますね。

 

美容師を辞めたいと思っている方へ

いかがでしたでしょうか?

美容師の方なら共感していただけた部分は多少あったのではないでしょうか?

辞めたくなる大きな原因としてはストレスではないでしょうか?

となると、いかにストレスを溜めずに働くかだど思います。

その第一歩として自分に合ったお店を見つける事が最重要だと思います。

アシスタントの方は特にスタイリストになる前に辞めてしまう方が多いです。

合わないと思ったらすぐ辞めても大丈夫です。

美容室なんて腐る程あります。実際僕もアシスタント時代に2年で4回もお店を変えてます。

4回目でようやく自分に合ったお店を見つけそこでスタイリストになりました!

無理して身体を壊しながらも美容師を続けるくらいなら辞めて違うことをしてもいいと思います。

とにかく身体を第一に考え、自分に合ったお店、働き方を見つけましょう。

 

 

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